小アルカナについてですが、マルセイユ・タロットは、ウェイト版のタロットとは図柄が明らかに異なります。

数カードは抽象的な絵柄になっており、正逆の判別も難しいように感じます。(左下に小さく印刷されてある文字で判断できます)

このマルセイユ・タロットでは、「小アルカナ」そのものが、「大アルカナ」に含まれていると考えます。 すなわち、「1」から10」までと、「11」から「20」までの2階建ての体系が、大アルカナの中に存在している、ということです。

「大アルカナ」は「1」から「10」までの数の元型を表し、数カードはその「1」から「10」が具体的な・・日常の・・事物の世界に展開されたものになっているわけです。
そのためマルセイユ・タロットでは、伝統的に「寓意画」にしません。 ただ、エースだけは別格で、そのスートを象徴する図になっています。

マルセイユ・タロットの「小アルカナ」は抽象的な図柄のため、ウェイト版と比べると、カード個々の意味が連想しにくいと言えます。でも逆に数だけなので、特定のイメージや意味に縛られることなく、その前後関係から自由に多様なイメージを喚起し、その意味をくみ取ることができるとも言えます。

ではマルセイユ・タロットの小アルカナの意味はどのように読むかです。 実は前述しましたが、大アルカナに含まれているのです。

小アルカナは4つの元素(火・水・風・地)の各スート独自の意味があります。 「ワンド2」には大アルカナの「2」である「女教皇」と、「12」の「吊るされた人」の意味が含まれているわけです。

同時に「ワンド」には独自の意味あいがあります。火の元素の属性であり、勇気や力、冒険、仕事、成功などのベースの意味に大アルカナ対象数の意味を加えてリーディングします。
カモワンタロットの小アルカナの意味付け

カモワンタロット

 

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